約2時間のあいだに同時進行で女の子2人を塗る色鉛筆メイキング

イラスト/2015/02/19
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第何弾目なのかわかんなくなってきた「とっても自己流わがまま色鉛筆メイキング」です。今回は一枚の紙に描かれた2人の女の子を同時進行で着彩していきます。
また今までと少し違った塗り方をしているので、
いままでのそれぞれとの違いを比べてみるとおもしろいかも。

 

ツイッターで画像投稿しながら実況してたイラストを説明付きで掲載いたします。

線画を準備します。


シャーペンで描いた線画を複合プリンターでコピーしました。
これに色鉛筆で着彩してまりましょう。

 

色鉛筆は三菱のものを中心に使っていますが、
中には100円ショップで12色セットで買えるものも混じっています。
彼ら、かなり優秀です。

(色鉛筆ケースがいろいろと ばっちい雰囲気をかもし出してることについては目を逸らします)

やっぱり最初は肌から。


まず肌から色をのせていきます。
(他の色より先に塗ることでに余計な色が混じって濁るのを防げるため、デリケートな箇所から塗っています)

 

基本的にどのパーツも「影の色」→「面の色」の順で塗ります。
(濃い色は筆圧が弱くても発色が良く、またその弱い筆圧の筆跡の上にはキレイな重ね塗りがしやすいからです)


ここで、うすだいだい(肌色)の登場ですバーン。
光を当てたい部分を残しグリグリ塗っていきます。
(最初の赤色と朱色の上にもこの肌色を塗り重ねると自然に馴染みます)

 

白目にもちょうど半分より上くらいに影を落としました。
写真だと彩度が低めに見えていますが群青色です。

目に色が入ると気合も入るから優先する。


ここでおもむろに黒色さん登場。
目の中の瞳の描写の一番濃い部分に色を乗せていきます。

 

「濃い部分」はどこも共通して、
仕上げの際に全体を見ながら濃さを足す予定なので
この時は強くは塗らずあっさりめにしてます。


目のメインになる色を選びます。
左の子は赤目ちゃん、右の子は緑目ちゃんに決めました。

 

ハイライト部分を残してそのメインカラーを薄く塗ったら、
先ほど軽く黒で塗った部分に、「メインカラーを黄色から遠ざけた色」
を乗せました。左の子では少し青みに寄った赤、右では青です。
(目にかぎらず、どのパーツも基本は色相環をイメージしてナチュラル配色になるようにしています、たぶん)


ハイライトとして残していた部分のうち、
目の下の方の薄ぼんやりした白い部分に明るい色を乗せました。
(理屈的には今度は黄色に近づけています)

「ナチュラル配色」を意識して、影の色から大胆に乗せていく。


髪の毛の、一番濃くなる部分を両方とも青色で塗りました。

 

先にお見せした完成図のように、左の子は金(黄色)髪、
右の子は赤髪になる予定ですが
この段階で乗せるのは統一して青色です。
(黄色の補色は青紫ですが経験上ここで青を使ったほうがいい感じな気がしてるの)


だんだん目的の色に近づけていきます。
金髪の子の髪に朱色、赤髪の子には赤紫を塗りました。
このとき、色の堺をハッキリめにメリハリを付けるのが好きです。
ここまでで、最初に塗り始めてから30分くらいが経過しています。


やっとこのときメインになる色を出します。
金髪の子には黄色、赤髪の子には朱色とオレンジを使いました。
(肌の時の解説のように、先に塗ってある色に重ねて塗ると綺麗に馴染む気がしてます)


他の箇所も同様に、順序を追って着彩していきます。
このへんで、塗り始めてからちょうど1時間が経ちました。
完成までの折り返し地点です。

折り返し地点では心配なくらいパッとしないが…信じるのです。


だんだん塗れてきました。
今の段階だと「コレちゃんと仕上がるのか?」と自分で不安な
雰囲気なんですがいつも仕上げで
大変身してくれるので信じて進めます。


グラデーション表現はあまり使ってないですが、「アニメ塗り(セル塗り)」を意識してるというより
境界のコントラストを強調させているイメージです。勝手なイメージです。

今回はベタ部分を作って見栄えをハッキリさせてみる。


ここで大胆に筆ペンでベタ塗り!白く残してた箇所はこうなる運命だったのだ…
この黒のアクセントでだいぶ見栄えがはっきりしました。
もっとはっきりさせていきます。


そして引き続き「ペン」のターンです。
今度はボールペン(同じく黒)でアイラインをくっきりさせていきます。お化粧〜〜
これもけっこう印象変えます。ひとのメヂカラってたいせつなのですね〜〜 完成まであと30分くらい!

色鉛筆版の「色トレス」でさらに鮮やかに


お次に、赤の色鉛筆で主線にアクセントを入れていきます。
線画をなぞるように、影になる部分を中心として輪郭を強調させていきます。パッキリ!


そうしましてからに、次はいろんな色の登場でさらに主線をなぞり強調していきます。
いわゆるデジタルイラストの解説で見かける「色トレス」と呼ばれるものに近いのかも?
もともとシャーペンの線(のコピー)なので薄いのですがその薄さがここで活きます。

黒は画面を美しくする…ということで黒色鉛筆で全体を引き締めます。


最後に使う色鉛筆は黒!さきほどの主線なぞりのしあげとして
暗い影を落としたい所を、黒色鉛筆で印象強くしていきます。

コレが意外と仕事してくれる、「消しゴムかけ」


そしてこれが今回のイラスト制作、アナログの締めの作業。
主線に大胆に乗せていた色鉛筆の線を、ハイライト部分を意識して消しゴムで薄くします。
具体的には人物を囲う外側の縁(特に頭の上の方)と、広い面の部分にかけました。


完成です!お疲れ様でした!!
おわりにスキャナーで取り込んだものを掲載します

完成!効率よく見栄えする絵を描くための研究は続く…


むかし、何時間かけても「いまいちぱっとしないな〜?」と思っていたその要因は、画面にメリハリがないことでした。色鉛筆の絵は時間をかけるほどクオリティが高くなり、逆に短いとそれだけ手抜き感が出てしまうものとイメージづけていたころもありましたが、筆跡が荒くとも「魅力的な色鉛筆画」はきっと描けるはず!!

 

描くたびに学べるこの子たちで、また今年もたくさんの絵を制作したいです。

 

 

 

サクラとトンボを中心に使ってます。繊細な表現がしやすくてお気に入り。
 

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