2007年頃の私の色鉛筆を使ったイラストメイキング【色鉛筆講座】

イラスト/2014/10/03
20141003making

サイトにずっと置いてあったメイキングです。2007年当時の塗り方。実は今は結構違う方法で塗っていますが、参考までにどうぞ。

★はじめに

私の完璧自己流な色鉛筆を使ったイラストの描き方を紹介します。
まだまだ未熟でして、用語の使い方など変なところもありますががお役に立てれば幸いです。–→使用したもの
・色鉛筆(サクラ、三菱) ・メモ用紙
・ゲルインキボールペン(ハイテック/激細0.3mmボール)
総額1800円ほど。・・・安っ∑(゚Д゚ )

1.線画

01_sen 紙はいつもメモ用紙(非売品のもの)か、100均のルーズリーフを使用しています。
コピー用紙は薄っぺらくて表面がざらざらしているので私の塗り方にはあまり向きません。シャーペンで下描きした後、丁寧にペン入れ。
ペン入れにはけっこう神経使います・・・!
私のお気に入りは0.3mmのハイテックです。
黒・茶・灰・紺を場所によって使い分けてますが、 今回は全体的に同系色を塗るつもりなのでまずは赤茶色のみです。
前まで主線は黒だったんですが、いま私の塗りに一番しっくりくるのはこの赤茶色ですね。
消しゴムをかけたら、下書きのせいで気付けなかった細かい部分をもう一度ペンで修正します。
左下のホチキスのあとは気にしないで下さいまし。

2.肌

02_hada1 まず肌色の色鉛筆で肌の塗りです。
凹凸を考えて、影になる部分を中心に全体を塗っていきます。
ここらへんはあまり丁寧じゃなくてもOKですが、他の部分にははみ出すと後で面倒です。肌のような薄い色から塗っていかないとあとで濃い色とまざって汚くなってしまいますので注意してください。
使用色:02_iro1(肌色)
02_hada2 朱色と赤茶色でだんだん影を濃くしていきます。
頬の部分には少し赤を加えました。影を塗り終わったら塗った部分の上を肌色で強く塗ります。
色はたいして変わらないので意味のなさそうな作業ですが実はこれが結構重要です。
使用色:02_iro2(朱・赤・赤茶)
左の絵を見てください。Aが肌色の上に朱色で影をつけただけのものでBが最後に肌色を塗ったものです。
Bのほうが色鉛筆の筆跡がうすれ、ぼかしたような感じになっているのがお分かりいただけますでしょうか。
これですべすべな肌を表現できました。

3.髪

03_kami 次に髪の塗りに入りましょう。
ほんとは他の部分の配色を考えてからのほうがいいかもしれませんが、 私的にははだかの状態から服を着せていくような塗り方のほうが塗りやすいので肌と髪は先に塗ってしまいます。
使用色:03_iro
(水色・薄紫・群青・青・紫・黒)
kami
(1)毛先から根元に向かってベースの水色で塗っていきます
色鉛筆の先がとんがっているとサラサラした髪に、先がまるいとふんわりした髪になります。
(2)紫っぽい青にしたかったので薄紫を混ぜます。
(3)同系色の濃い色(ここでは青)と黒で影の部分を濃くしていきます。
このとき、深みを出すために赤や緑などのはっきり違った色を薄く塗ります。
(4)肌の時と同じように最後に白で強く塗ってツヤを出します。
(これは最近やらないことが多いです)
肌の時は顔色が悪くならないよう肌色を使いましたが、
髪などその他の部分でツヤを出したいときは白がおすすめです。

4.髪、肌以外の塗り

04_nuri ここでだいたいでいいので服などの全体的な配色を決めましょう。あとで変更したくなったら消せるように薄~く使いたい色を塗ります。
今回は同系色ばかりなのであまり必要なかったかもしれません(-∀-;)ここでちょっと使用する色鉛筆の話を。
色鉛筆によってはクーピーのようなごろごろした書き味のものもありますが、基本的にはサクラや三菱などのなめらかなものがおすすめです。
ちなみに100均でもびっくりするほどいいのが12色セットで売ってたりします。
色鉛筆は色の名前が同じでも会社や古さによってけっこう色が違っているので短くなったものもとっておくと便利です。
04_nuri2 他の部分もひたすら塗っていきます。
さっきも言ったように、薄い色から塗っていくと綺麗に仕上がります。
また、1つのパーツを塗るにも1色で済まさずに同系色など何色かを混ぜれば深みが出ます。
ムラなく綺麗に混ぜるには最初は薄く重ねていきだんだん濃くしていくようにしましょう。
細かい部分はこんな感じ
04_nuri_s104_nuri_h104_nuri_w104_nuri_k1
書きわすれがありそうですが使用色の例です。
服   : 04_iro
(茶・赤茶・黒・焦げ茶・赤・薄緑・黄土・灰・肌色)
リボン : 04_iro2(朱・灰・桃・赤茶)
しっぽ : 04_iro3(黄土・茶・灰・薄緑)など

5.塗り方

筆跡や身近にあるものを利用するといろいろな質感が表現できます。
下はほんの一例ですのでいろいろ試してみてみてください。
nuri-hutuu 普通に塗る
普通にシャシャッと横に動かすように塗ります。ムラが目立つので、広い面積を塗るには向いていません。
nuri-huto 先の丸い色鉛筆で塗る
鋭く削った色鉛筆を使ったときより筆跡が目立たなくなり、紙の質感が出て温かい感じになります。
nuri-maru ぐるぐる塗る
ぐるぐると円を描くように塗ります。わざと筆跡を目立たせることで全体的に汚いムラが目立たなくなります。
nuri-bokasi こすってぼかす
普通に塗ったあとに指やティッシュでこすってぼかすと、筆跡が目立たなくなります。周りに広がってしまわないよう注意。
nuri-nuno 凹凸をうつす
紙の下に布やデコボコした紙をしき、色鉛筆をねかせてうつします。汚いムラが少なくなります。身近なものを使っていろいろな模様が出せます。
nuri-siro 白でぼかす
普通に塗ったうえに白色鉛筆で強く塗ります。肌やを塗るときに使った技ですね。肌以外で使う時は白がよく馴染むのでおすすめです。

6.目

05_me1 いよいよ目の塗りです。
まずベースの色で明るいところ残して薄めに塗ります。
このとき下のどこらへんがハイライトになるか決めます。
白目も同じ色でこっそり塗ってます。
05_me2 同じ色で濃いところを強く塗っていきます。
といっても濃くしすぎると後の色がのらなくなるのでほどほどに。
05_me3 さらに濃いところを同系色の濃い色(ここでは赤茶)と黒で塗っていきます。
今回は主線が茶色だったためなかなか濃くならないので黒のボールペン助けも借りてみました。
一番光っているところは赤茶の色鉛筆で軽くふちどって境界線をぼかしました。
05_me4 目にはいろんなものが映ってるのでいろんな色を混ぜてみます。
下のほうに消しゴムでちょこっとハイライトを入れました。
ここも白で上から強く塗るとうるおい感が出るかも。
使用色:05_iro(朱・赤・黄・橙・黄緑・赤茶・黒)

7.仕上げ

06_siage1   06_siage2
目を塗り終わったら左のようになりました。
右が下の3つの作業を終えたものです。違いがわかりますでしょうか。
左ままでは、主線が薄いなせいもあってのっぺりした印象なので、
黒でアクセントを加えてメリハリをつけます。
また、パーツごとに彩度が違っているためバラバラで安っぽい感じがします。
全体的に灰色の色鉛筆を塗って彩度を整えましょう。
●主線を黒でなぞる
髪や服など色の濃い部分の主線が目立たなくなっているので黒のボールペンでなぞりましょう。
06_sen106_sen12   06_sen206_sen22
●影を濃くする
全体を見ながら黒の色鉛筆で影を濃くしていきます。
06_kage106_kage12   06_kage206_kage22
●彩度を整える
肌や目など色を変えないほうがいい部分以外を灰色の色鉛筆で上から薄く塗っていきます。
これも全体のイメージを確認しながら丁寧に。
服やリボン、ステッキなどほとんどの部分は灰色をかけました。

8.完成

07_kansei1 仕上げの仕上げに縁取りや背景など自分なりに演出をして完成です。
適当な紙に2ミリほどの小さな穴をあけてステンシルのように消しゴムをかけるといろいろなところにハイライトをいれることもできます。
最終的に27色くらいの色鉛筆を使いました。
(24色セット+水彩色鉛筆+単品で買った数本)
わたしはもともと家にあったのでつい何色も使っちゃうんですが、色鉛筆は混色することでいろいろな色を表現する事ができるので12色くらいあればけっこういい絵がかけるんじゃないかと思います。
色鉛筆のよさを生かしたいのでパソコンに取り込んでからの加工は控えめに。大きいサイズで見たい方はこちら

★さいごに

 08_iro

 

 

 このページで紹介した描き方はあくまでわたしがいつもやっている方法です。
色鉛筆にはまだまだたくさんの使い道があると思いますので、この講座にとらわれすぎずにいろいろと試して自分なりの塗り方をみつけてみてください。

(う~ん、これもまだ私っぽい感じがするなぁ。→
色彩センスが欲しいわ・・・ぐふん。)

感想・指摘・質問なんでもどうぞ。
サクラとトンボをいつも使ってます。繊細な表現がしやすくてお気に入り。
 

記事が気に入ったらポチッとおねがいします。

人気ブログランキングへ

このメイキングをPixivへ投稿したURLはこちら

今週はこんな記事が人気です

santnoreは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)